我々は、極端に北海道のことが好き過ぎやしないだろうか。テレビはもちろんですが、北海道物産展などが新宿の京王デパートで開催されるや否や、理解に苦しむほどの盛況ぶりで、連日行列が絶えないなのだそうです。さらに、毎年新規出店などをさせるために京王デパートのバイヤーが走り回り、北海道中で良い店鋪を見つけてくる、というのですから頭おかしいです。
そこまでして、北海道の海の幸を食べたいのであれば、もう北海道に住めば良いのではないか、という気持ちにすらなります。じゃぁ、お前は北海道に何か恨みでもあるのか、という話になりそうですがそういったことではありません。僕は、北海道自体は大好きですし、第二の故郷とすら思っています。函館には知り合いもいますし、とにかく塩ラーメンのウサマといったら、他の追随を許しません。あじさいや、ずん・どう、マメさん、ラーメン&カレーぱんだなど、名店揃いですから、函館旅行に行ってしまった際には確実に15kgは太って帰ってきます。
15kgって、お前何やね~んですか?まぁ、そこは嘘でも本当でも、良くないっすか?さて、そんなわけで僕がいろいろと努力をしながら、北海道に行っているのに、ただただ新宿ごときで北海道の味がわかっただ、云々と言ってほしくない、というのが悔しさの理由だったりします。僕がどれだけ苦労しているのか、あまり知られていないようですので、ここで思い切って暴露しようと思います。
僕は、ブラックです。まぁ、ご承知の通り人間的にクズということは前提ではありますが、特に何がブラックなのかというと、借金なのです。大手消費者金融でお金を沢山借り過ぎてしまい、今では中小金融でも借りることができなほどに貧しくなっています。前述した通り、僕は北海道を大変愛しています。
そして、旅行に行ってしまうと、かなり食べ歩きをしてしまうわけでお金がすっからかんです。その度、大手消費者金融でお金を融資してもらっていたのにも関わらず、とある日を境に、1円も借りれなくなってしまったのです。
そうです。いわゆる、審査落ちをするようになってきたのです。北海道の洞爺湖に行くつもりで、お金を貯めていたのですが、近所に新しい居酒屋さんができてしまいました。そこでは、珍しい焼酎、日本酒などが沢山置いてあったので、思わず散財してしまいました。驚きましたよ。
僕の地元というと、本当に何も無い田舎町ですので、居酒屋たるものすらも少ない状況です。それが、一気に華やかかつ美味しい酒が置いてある場所ができてしまったわけですから、これを無視するわけにはいかんでしょう。貯めていた金も、1週間でパー。これは困った…ということで、思い切って大手消費者金融に電話したら、審査落ちです。毎月しっかりと返済はしていたのですが、恐らくいろいろと法律が変わってしまったことで多重債務者と見なされてしまい、融資されなかったのだと思います。
そのあと、フクホーとスカイオフィスにも電話したのですが、そちらも惨敗。直ぐに電話ごしに、「お前みたいなやつは、NGである」と、厳しい口調で審査落ちしたのです。まさに、AI時代到来ですね。声を聞いただけで判断されるような、そんな時代がやってくるのかもしれません。
どうせ、北海道に行きたいのであれば、思い切って北海道の中小金融に紹介してもらえば良くね?という、こういった発想に辿り着いたわけですが、北海道で最も有名な消費者金融といえば、キャネットです。
キャネットというのは、北海道でも知る人ぞ知る有名な中小金融であり、なんと7店鋪も北海道の主要都市に存在している消費者金融です。面白いのですが、キャネットという場所は北海道民からかなり愛されているらしく、北キャネなんて愛称で呼ばれているようです。マジ、北海道にもゴミクズのようなヤツが沢山いるのだなぁ、と関心してしまいまた。
まぁ、それはそれで良いのですが、問題はここからです。今回は、北海道で洞爺湖にいった後、利尻に向かい、最後は室蘭まで行って歩きで大分まで帰ろうと思っています。マジで、お前は電波少年かよ!という感じの強行日程ですが、死を覚悟で向かうという、男らしい決断をできたと思っています。さっそく、北キャネに電話をしてことの顛末を伝えたのですが、途中で電話を切られたんです。あり得ますか?キャネット、マジ鬼です。
そのあと、携帯(僕はガラケーだよ)になぜか、なつかしのショートメールがやってきました。そこに書かれている内容は、「お前の不幸は俺にまかせなさい。優良ソフト闇金というものを知っているか?
これこそが、お前を幸せにしてくれる、唯一の望みである」と、書かれているではありませんか!優良ソフト闇金なんて、今まで避けてきた道ですが、今の僕に迷っている時間と意味はありません。さっそく優良ソフト闇金で即日融資してもらい、新しい未来を切り開いていくため、北海道へ旅立って参りますぅ。